
タッチペンのパールホワイト塗り方|手順やコツを解説
小さな傷や塗装の剥がれを、タッチペンで手軽に直したいと考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、車体のカラーがパールホワイトの場合、「塗り方が分からない」「これまで通りの方法でいいのか不安」と悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。
実は、パール塗装は三層構造になっており、タッチペンを使う際も「ベースカラー下塗り・パールカラー・クリア塗装」の3段階の手順を踏む必要があります。
1ミリ程度の小さな塗装剥がれであれば、パール色のタッチペンだけでもある程度目立たなくすることは可能です。しかし、より自然できれいな仕上がりを目指すなら、正しい手順を知っておくことが大切です。
今回の記事では、DIYでパールホワイトの補修をできるだけ美しく仕上げる方法を、手順に沿ってわかりやすく解説していきます。気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.タッチペンでの修理について
2.用意するアイテム
3.タッチペンでの塗り方の手順
4.タッチペンでの塗装を失敗しないためのコツ
5.タッチペンでの補修はどのくらい長持ちするのか
6.まとめ
タッチペンでの修理について

タッチペンによる修理は、費用が安く手軽に行える点がメリットです。しかしその反面、光や紫外線の影響により車体の色と差が生じ、仕上がりに多少のムラが出ることがあります。これはやむを得ない部分でもあります。
その色の違いが気になる場合には、そもそもDIYでの修理ではなく、プロに依頼することを検討されたほうがよいかもしれません。
次に、車の色に合ったタッチペンを選ぶことが大前提です。まず、車のどこにカラーナンバーが記載されているかを確認しましょう。車のドアを開けた部分やエンジンルーム内、運転席の足元など車種によって様々です。探すのが面倒な場合は、インターネットで検索して調べてみるのもよい方法です。
タッチペンには、純正品と社外品があります。特に大きな違いはありません。また、タッチペンには、純正品と社外品があります。純正品は、メーカーが車体色に合わせて調合しているので、色味や仕上がりの一体感が高いです。一方で、社外品は価格が手頃で入手しやすい反面、広範囲の補修では色味に違和感が出やすいことがあります。用途や仕上がりの希望に応じて選択しましょう。
用意するアイテム

タッチペンでの補修作業を行う前に、以下の道具を準備しておきましょう。必要なアイテムが揃っていれば、作業がスムーズに進み、仕上がりにも差が出ます。
- タッチペン
車のボディカラーに合ったものを使用します。カラーコードを確認して、できるだけ純正に近い色を選びましょう。
一般的には日本塗料工業会から出ているオートカラー用のカラーコードが分かると探しやすいです。
- 筆or爪楊枝
細かい部分の塗装や、タッチペンに付属の筆では塗りにくい場合に使用します。模型用などの細めの筆または爪楊枝が使いやすいです。
- 除光液
はみ出した塗料を拭き取る際などに使用します。使いすぎると下地を痛める可能性があるため、少量ずつ慎重に使いましょう。
塗装前にボディ表面の油分や汚れを落とすために使います。脱脂をしっかり行うことで、塗料の密着が良くなります。
補修箇所以外を保護するために使用します。作業中のはみ出しや汚れを防ぐために必須のアイテムです。
塗り後をなめらかにするために使います。パール色には使えないので、手順に注意です。
塗装後の表面を整えるために使用します。粗目・細目・極細など、段階的に使用することで、自然な仕上がりになります。
- ワックス
作業後の仕上げとして使います。光沢を出し、塗装部分を保護する効果があります。
- 布巾(ウエス)
シリコンオフや除光液を使う際、またはコンパウンド・ワックスを拭き取る際など、さまざまな場面で使います。柔らかい布を用意しましょう。
これらの道具はホームセンターやカー用品店、またはネット通販でも購入できます。事前に揃えておくことで、補修作業を効率よく進められます。
タッチペンでの塗り方の手順

アイテムを揃えたら、いよいよ作業に入ります。タッチペンでも、スプレーガンでの塗装でも、塗装面積が異なるだけで、基本的な塗装手順は同じです。
正しい手順で、塗り進めていくことで綺麗に仕上がりますので、以下を参考にしてください。
①下準備をする
塗装前の下準備は、仕上がりを大きく左右する重要な工程です。
まず、補修したい部分の汚れや油分をシリコンオフなどでしっかりと脱脂します。油分が残っていると、塗料の密着が悪くなり、ムラや剥がれの原因になります。油分が残っていると塗料の密着が悪くなり、ムラや剥がれの原因になります。
また、塗装しない周囲のパーツやボディには、マスキングテープを貼って保護しましょう。
細かなサビやささくれがある場合は、細目の耐水ペーパーで軽く削って整えておくと、よりなめらかに仕上がります。
②下塗りする
下塗りは、塗装面に色をしっかりと乗せるためのベースとなる工程です。
タッチペンの下塗り(プライマー)を使い、薄く均一に塗布します。分厚く塗ると乾燥に時間がかかるうえ、仕上がりにも影響が出るため、薄く数回に分けて塗るのがポイントです。
しっかりと乾かすことも大切で、季節にもよりますが10〜20分程度の乾燥時間を目安にしましょう。10〜20分程度の乾燥時間を目安に、塗る度にしっかりと乾かすことも大切です。
③塗り粗を整える
下塗り後に表面がザラついたり、タッチペンの塗料がムラになっている場合は、この工程で整えます。
耐水ペーパー(#2000程度)を水に濡らし、塗装面を優しくこするようにして滑らかにしていきます。力を入れすぎると下地が出てしまうので注意が必要です。
この工程を行うことで、上塗り塗装が均一に乗りやすくなり、仕上がりが格段に良くなります。
④上塗りする
ここからがいよいよ本塗装です。車のカラーナンバーに合ったタッチペンを使って、色を重ねていきます。
タッチペンは、筆で少量取り、傷の範囲にだけ丁寧に塗っていきましょう。上塗り後は、パールが落ちてしまうので、耐水ペーパーで整えることができません。一度に厚く塗るとムラが出やすいため、3〜4回に分けて塗り重ねてください。
⑤クリアを塗る
色を塗ったあとは、クリア塗装を重ねて艶と保護力を出します。これにより、補修箇所が目立ちにくくなり、周囲の塗装とも自然になじみます。
乾燥が不十分だとツヤが出なかったり、ホコリが付着しやすくなるため、しっかり時間を置いて乾かしてください。乾燥が不十分だと、ツヤが出なかったりホコリが付着しやすくなったりするため、しっかり時間を置いて乾かしてください。
乾燥時間は気温や湿度にもよりますが、1時間待つと確実です。
⑥仕上げる
塗装が完全に乾いたら、仕上げにコンパウンドで表面を磨きます。これにより、タッチペンの段差がなじみ、より自然なツヤが出ます。
コンパウンドは、粗目→細目→極細の順に使うのが基本です。柔らかい布で優しく磨き、傷をつけないように注意しましょう。
最後に、ワックスで全体をコーティングすれば、補修箇所の保護にもなり、見た目もグッと美しくなります。
タッチペンでの塗装を失敗しないためのコツ

タッチペン補修で失敗しないためには、いくつかのポイントを意識する必要があります。すべてに共通するのは、「焦らず、丁寧に作業すること」です。すべてに共通するのは「焦らず、丁寧に作業すること」です。
特に以下の3つは、補修の成功率を高めるうえで非常に重要です。それぞれのコツを確認して、後悔のない仕上がりを目指しましょう。
傷周りの保護をする
タッチペンでの補修作業では、傷以外の部分に塗料が付かないように保護することが大切です。マスキングテープなどを使って、補修箇所の周囲をしっかりと覆っておくと、はみ出しを防ぐことができます。
この工程を省くと、思わぬ場所に塗料が付着し、かえって修復が難しくなる可能性があります。養生を丁寧に行うことが、仕上がりを左右するポイントです。
傷の大きさに合わせた筆を使用する
タッチペンに付属している筆では、細かい部分の塗装に不向きな場合があります。傷の大きさに合った筆を使うことで、ムラを抑え、より自然な仕上がりに近づけることができます。
特に、細かい線傷や点状の塗装剥がれには、模型用の極細筆や爪楊枝を使うのも効果的です。筆の選び方ひとつで、仕上がりの美しさが大きく変わります。
繰り返し作業を怠らない
一度で完璧に塗装を仕上げようとせず、数回に分けて丁寧に重ね塗りすることが成功のカギです。焦って厚塗りすると、ムラになったり、乾燥不良を起こす原因になります。焦って厚塗りすると、ムラになったり乾燥不良を起こす原因になったりします。
塗っては乾かし、乾いたら次の工程へ。この繰り返しを丁寧に行うことで、プロのような仕上がりに近づけることができます。
タッチペンでの補修はどのくらい長持ちするのか

タッチペンでの補修は、剥がれた塗装面を覆うことで、金属部分の錆や腐食を抑える効果があります。タッチペンでの補修は、剥がれた塗装面を覆うことで金属部分の錆や腐食を抑える効果があります。
ただし、あくまで簡易的な処置であり、塗料が長期間持続するとは限りません。補修箇所の下地処理が不十分だったり、雨風や直射日光にさらされる環境では、短期間で剥がれることもあります。補修箇所の下地処理が不十分だったり雨風や直射日光にさらされたりする環境では、短期間で剥がれることもあります。
仕上げにクリアやワックスを施し、定期的にチェックすることで、比較的長く保つことが可能です。仕上げにクリアやワックスを施し、定期的にチェックすることで比較的長く保つことが可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、DIYでパールホワイトの補修をできるだけ美しく仕上げる方法を、手順に沿ってわかりやすく解説していきます。気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
パールホワイトの車体は塗装構造が特殊なため、タッチペン補修も「下塗り・パール・クリア」の3段階で丁寧に行うことが大切です。
正しい手順と道具をそろえれば、初心者でも比較的簡単に補修が可能です。特に下地処理や重ね塗りを丁寧に行うことで、仕上がりと耐久性に大きな差が出ます。
愛車をきれいに保つために、今回ご紹介した手順をぜひ活用してみてください。
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