
【デメリット5選】ブレーキキャリパー塗装のデメリットと後悔しないポイントを解説!
愛車のドレスアップとして、ブレーキキャリパーの塗装を検討したことはありませんか?
ブレーキキャリパー塗装は、人気のカスタマイズで、初心者でも挑戦できる方法です。
しかし、デメリットもいくつか存在します。DIY初心者の方は、知識と技術があまりないため、デメリットに目がいきがちです。失敗しないか心配になってしまいます。
この記事では、ブレーキキャリパー塗装のデメリットと塗装で後悔しないためのポイントを解説します。
デメリットをしっかり理解し、正しい塗装方法を知れば、不安も解消できるでしょう。ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
1つ目:塗料によって耐久力が低いケースがある
1-1:高温箇所では通常塗料の耐久力が低い
1-2:塗装が剥がれることで逆に見た目が悪くなる
2つ目:カラー選ぶを間違えると印象が悪くなる
2-1:車種に合わせたカラーを選択しないと逆効果
2-2:車体のカラーとの相性も考える必要がある
3つ目:塗装技術が低いと仕上がりが悪くなる
4つ目:塗装にも技術が必要で失敗するケースも
5つ目:塗装箇所を誤るとブレーキの制動力が低下する
6.ブレーキキャリパー塗装を後悔しないためのポイント
7.まとめ
1つ目:塗料によって耐久力が低いケースがある

塗料は種類によって耐久力に大きな違いがあるので、場合によってはすぐに塗装が剥がれてしまう恐れがあります。
ここでは、「どういった塗料の耐久力が低いのか」「耐久力が低いとどのような影響がでるのか」を解説します。
高温箇所では通常塗料の耐久力が低い
ブレーキは摩擦の力を利用するため、ブレーキを多用する場面では非常に高温になります。
通常の塗料は高温の環境に耐える性能がないので、すぐに剥がれたり、変色したりしてしまう可能性があります。
よくホームセンターなどに売っているラッカースプレーは、耐久力が低いのでブレーキキャリパー塗装には向いていません。時間をかけて塗装しても、すぐに塗料が剥げてしまったり、塗料が焦げてしまうようでは時間と労力が無駄に終わってしまいます。高温にも耐えられる塗料を選択することが好ましいでしょう。
塗装が剥がれることで逆に見た目が悪くなる
塗装が剥がれることで、塗装していない状態よりもかえって見た目が悪くなるケースもあります。
一部分だけ剥がれているだけならまだいいのですが、所々が剥がれてまだらな状態になってしまうと、非常に悪い印象です。
耐久力の低い塗料で塗装すると、すぐに剥がれてしまうため、見た目を維持するために、頻繁に塗りなおしも必要になります。
あらかじめ耐久力の高い塗料を選択することが重要になるでしょう。
2つ目:カラー選びを間違えると印象が悪くなる
カラー選びは、車の印象を決める重要な要素です。様々なカラーが存在しますので、個性を引き立てるのに十分に役立ちます。
しかし、塗装後に「思っていたイメージと違う」といった後悔するケースも多々あります。
ここでは、カラー選びを間違えると、どう印象が悪くなるのかを解説しましょう。
車種に合わせたカラーを選択しないと逆効果
さまざまなカラーがある中で、車種に合わせた種類を選択しないと、バランスがちぐはぐになってしまい逆効果です。
車種・車カラー・ホイールを見極めカラー選択するが良いでしょう。
おもしろ塗装工房では耐熱塗料全15色カラー展開の中から選択できる唯一カラーバリエーションの多い耐熱塗料となっております。
例えば、スポーツカー以外で鮮やかな色を塗装すると浮いて見えてしまったり、スポーツカーなのに地味すぎるカラーだと、雰囲気が生きなかったりします。ただ好きなカラーを選択するのではなく、「この車種にはどんなカラーが合うだろうか」ということを考えて、カラーを選択することが必要になってきます。
車体のカラーとの相性も考える必要がある
車体のカラーとの相性を考えることも重要です。
3つ目:塗装技術が低いと仕上がりが悪くなる

DIYで塗装を検討している場合、ある程度の知識、技術が必要です。
何も知らない状態で、いきなり塗装しようとしても失敗するのは目に見えています。
ここでは、知識、技術がないとどういう影響がでるのかを解説します。
ジャッキアップしてタイヤを取り外すにも知識、技術が必要
タイヤを取り外す際にも、知識と道具が必要です。
タイヤを取り外すことに慣れていない方は、ケガや車体を損傷させてしまうリスクがあります。
よくある例が、車をジャッキアップしようとした際に、正しいジャッキポイントにジャッキを掛けなかったことで車体が変形してしまうことです。車をカッコ良くするために塗装するのに、車体を損傷させてしまっては全て台無しになってしまいます。
また、ジャッキスタンドを使用しないと車体が安定しないので、車が脱落してしまう危険性もあります。車体を傷つけずに、安全に作業するためにも、良く調べてから作業する必要があるでしょう。
4つ目:塗装にも技術が必要で失敗するケースも

塗装に関しても何も考えずに塗ってしまうと失敗してしまい、後悔するケースがあります。
初心者でやりがちな失敗は、洗浄不足や脱脂不足による塗料ハジキ。また一度に厚く塗りすぎて塗料が垂れてしまったり、塗装ムラが発生したりすることです。
スプレーでも刷毛でも、薄く均一に重ね塗りをすることが基本です。しかし、練習もせずにいきなり塗装を始めてしまうと、ほとんどの場合、失敗してしまうので、コツをつかんでから塗装を始める必要があるでしょう。
5つ目:塗装箇所を誤るとブレーキの制動力が低下する

ブレーキキャリパーの塗装で気を付けなければいけないのが、塗装してはいけない個所に塗装してしまうことです。
例えば、ブレーキパッドの表面やディスクローターの表面に塗料が付いてしまうと、制動力が大幅に低下する恐れがあります。非常に危険で、ブレーキが効きづらくなることで重大な事故が発生してしまうかもしれません。
事前に塗装してはいけない個所を把握して、養生するなどの対策が必要です。
整備性が悪くなる
ブレーキキャリパーを塗装した後は、整備の際に気を使う必要がでてきます。ブレーキの消耗部品を交換するときも、工具を使用してブレーキキャリパーのボルトを取り外したり、触ったりしなければならないので、塗装に傷が付くかもしれません。
ブレーキ関連の部品は整備する機会も多いので、「整備のたびに気を使うのが嫌」という方は、塗装前に十分に検討する必要があるでしょう。
ブレーキキャリパー塗装を後悔しないためのポイント

ここまで、ブレーキキャリパー塗装のデメリットを解説してきました。しかし、デメリットに気を付けて塗装すれば、キレイな塗装を実現できます。
ここからは、デメリットを踏まえて後悔しないためのブレーキキャリパー塗装のポイントを解説します。
塗料は耐熱塗料を使用する
塗料は通常塗料ではなく、耐熱塗料を使用します。耐熱塗料であれば、高温になる環境でも劣化しづらいため、長期間に渡って塗装を維持できます。
通常塗料よりも高額になってしまいますが、塗装の耐久力を考慮すると、結果的に耐熱塗料の方が安心できるでしょう。
車体に合わせたカラーを選択する
自分の好きなカラーを選択できれば一番いいですが、車体との相性を考えることが重要です。
おもしろ塗装工房では耐熱塗料全15カラー取扱中
【車種別おすすめのカラー】
| 車種 | おすすめカラー |
| スポーツカー | レッド、ライトオレンジ、イエローなど |
| セダン | レッド、ガンメタ、ブルーメタリックなど |
| コンパクトカー | ライトブルー、ピンク、ラベンダーなど |
【車体カラーと相性のいい色】
| 車体カラー | 相性がいいカラー |
| ブラック | レッド、ガンメタ、ブラック、シルバー |
| ホワイト | レッド、ブラック、ガンメタ、ホワイト |
| レッド | レッド、イエロー、オレンジ |
| ブルー | ブルー、ライトブルー |
上記は一例です。バランスの取れた塗装を施すことで、愛車をカッコ良く仕上げられますので、
ぜひ参考にしてみてください。
正しい塗装方法で施工する
塗装の前に車をジャッキアップさせる際は、必ずジャッキポイントを確認しましょう。自分でジャッキポイントが分からない場合は、ディーラーに問い合わせれば教えてくれます。
塗装前にさびや汚れを除去する下地処理もすることで、塗装のノリが良くなります。ブレーキキャリパーを塗装する際は、薄く均一に重ね塗りをすることが大切です。
スプレーの場合は、10~15cm離して薄く吹き付け、刷毛の場合は、希釈を多めにして塗る方向を統一して薄く塗ります。少し乾燥させたら、薄く重ね塗りを2~3回繰り返せば、キレイな仕上がりになるでしょう。
※希釈を多め(20%~40%)にすると刷毛目が目立ちづらくなります。
また、塗装の際は、ブレーキパッドの表面やディスクローターに塗料が付着しないように、養生することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、ブレーキキャリパー塗装のデメリットと塗装で後悔しないためのポイントを解説してきました。
数々のデメリットを解説しましたので、心配になる方もいるかもしれません。
しかし、デメリットを十分に理解することで対策が可能になります。
まずは、今回紹介した適切な塗料や道具、正しい手順をしっかり確認しましょう。
そして、焦らずに塗装することで、成功に近づけるはずですので、ぜひ挑戦してみてください。
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